世界ウイグル会議日本代表 トゥールムハメト博士の講演会動画 冊封儀式の問題点と参加者からの質問
この講演を聴かずして
『中国』を語るなかれ!
2016年10月28日
トゥール ムハメット博士 講演会1(62分)
中華人民共和国の独裁政治の中で、
隠蔽され語られていない事実が明らかに!!
共産主義という独裁・拡張主義の中で、
ソ連と中共は「他民族」を同じ手口で支配。
中共は隣国の同じ共産主義国を、『ソ連修正主義』と批判し、
中共の自治区民がソ連に近づかない様にしていた。
『中ソ対立』の中で、他民族の新疆ウイグル自治区は、
中華人民共和国の自治法の中で、約束の60%の達成率の中にいた。
日本も含む西側社会は、『ソ連崩壊』を共産主義社会の崩壊、
『米ソの冷戦』の終結と、非常に喜んでいた。
しかし、ソ連崩壊後、ソビエト連邦の国々がそれぞれ独立をして行く様を見て、
中国共産党は自国の『他民族支配』に危機を覚えた。
中国共産党は『新疆工作会議』を開催し、
ウィグルへの異常な締め付けを強化し、急激に自治法を無視した恐怖の事態になって行った。
2016年10月28日
トゥール ムハメッド講演会②
日本の報道が伝えない参加者質問(32分)
18:08〜
質問「なぜ、冊封儀式に反対なのですか?」
トゥール博士の説明:
紀元前2世紀ぐらい、
孔子の学問、儒学の中心になる古典『論語』では、
人間には二つ種類がある、
1つは「君子」と、
もう1つは「小人」
教養のある優秀で頭のいいのが君子。
君子以外は全部小人。
人間社会が全部、階級が分けられている。
上に立つ君子、支配層、
下にいる小人たち、支配される。
小人はいくら努力しても君子にならない。
君子が堕落して小人になる。
『中華の世界』だけに通用する。
中華以外の物は儒学に無いので全部が小人になる。
中華以外は君子で周りは全部小人になる。
これがいわゆる『中華秩序』
東夷(とうい) 西戎(せいじゅう) 北狄(ほくてき)南蛮(なんばん)と勝手に名付けて来た。
結局、全部こうなる。
自分が人間、君子だというのなら頭を下げないとならない。
冊封というのはここから来ている。
明の時代に琉球が冊封を結んだと聞いているが、
それよりもずっと前、
匈奴、ウイグル、トルコが巨大国歌だった時代に、
小さい中国が、勝手に中華思想の冊封を言って来た。
いくら経済発展しても、中国は世界から取り残される。
人の命も虫けらのように扱ってしまう、
こういう物から脱出できない。
今、我々は一人一人君主、この中に誰も小人はいないでしょう?
みんなが君主になって行くのが近代社会なのです。
誰かが上とかいう秩序は、既に終わっている。
21世紀の今、中国は、世界に『孔子学園』を作っている。
関連記事